hirakiucの日記

いろいろ

ソフトウェアの品質とテスト

ソフトウェアの品質についてお勉強が必要になったため、いい本を探してました。

とりあえず、本屋さんで目についたこの本を読んでみました。

テストから見えてくる グーグルのソフトウェア開発

テストから見えてくる グーグルのソフトウェア開発

以下、自分の理解と思った事を混ぜてまとめました。


品質とは

  • 「品質」とは、何も無い状態が最もいい状態。
    • 設計が始まった直後から品質が低下する可能性が増えていく。
    • コードが追加/変更される事によって品質の低下が具体化する。
      • 設計不備、コードの誤り、などなど
    • 「テスト」という手段で、品質の低下を抑止/改善する。

テストとは

  • 品質の低下を抑止/改善する手段。
    • 対象の「製品」の品質を維持/改善する事がゴール。
    • テストの結果をまとめた成果物が目的ではない。
  • 開発ペースを遅くする摩擦をもつものであってはならない。

テストチームの役割

  • テストすること品質の維持を目的としない。
    • 開発者がテストしやすい環境を作り、開発者の生産性を向上する事をめざす。

開発者と品質の関係

  • ソフトウェアの品質は開発者が責任を持つ
    • テストチームだけの責任ではない。

テストプロセス(行程)

  • 各テストプロセス(行程)は、テストの対象/範囲を明確に定義しておく。

    • 呼び方/名称はなんでもいい。
    • 関係する人全員が意識を共有出来ている事が大事。
  • 人間の直感/思考を挟まなくても解けるなら、自動化すべき。

    • できるとこから少しずつ。
    • 「人間の思考領域の一歩手前」までを自動化するを目標に

設計思想

  • 単純性と統一性を守る

いろいろと勉強になりました。

読みながら参考になったページに付箋ペタペタ貼ってたら、付箋だらけになってました。

もっと早く読めばよかった。