ソフトウェアの品質とテスト
ソフトウェアの品質についてお勉強が必要になったため、いい本を探してました。
とりあえず、本屋さんで目についたこの本を読んでみました。
- 作者: ジェームズ・ウィテカー,ジェーソン・アーボン,ジェフ・キャローロ,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/05/23
- メディア: 単行本
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以下、自分の理解と思った事を混ぜてまとめました。
品質とは
- 「品質」とは、何も無い状態が最もいい状態。
- 設計が始まった直後から品質が低下する可能性が増えていく。
- コードが追加/変更される事によって品質の低下が具体化する。
- 設計不備、コードの誤り、などなど
- 「テスト」という手段で、品質の低下を抑止/改善する。
テストとは
- 品質の低下を抑止/改善する手段。
- 対象の「製品」の品質を維持/改善する事がゴール。
- テストの結果をまとめた成果物が目的ではない。
- 開発ペースを遅くする摩擦をもつものであってはならない。
テストチームの役割
テストすること
や品質の維持
を目的としない。開発者がテストしやすい環境
を作り、開発者の生産性を向上する
事をめざす。
開発者と品質の関係
- ソフトウェアの品質は
開発者
が責任を持つ- テストチームだけの責任ではない。
テストプロセス(行程)
各テストプロセス(行程)は、テストの対象/範囲を明確に定義しておく。
- 呼び方/名称はなんでもいい。
- 関係する人全員が意識を共有出来ている事が大事。
人間の直感/思考を挟まなくても解けるなら、自動化すべき。
- できるとこから少しずつ。
- 「人間の思考領域の一歩手前」までを自動化するを目標に
設計思想
- 単純性と統一性を守る
いろいろと勉強になりました。
読みながら参考になったページに付箋ペタペタ貼ってたら、付箋だらけになってました。
もっと早く読めばよかった。